いわき土地建物の酒井です。

先年に実家の押入れを整理しておりましたら、15年程前に購入したトランペットが出てきました。
大学時代、有名アニメ映画の1シーンで流れた「ハトと少年」という曲を吹きたくて、吹奏楽部に入部しました。
小さな吹奏楽部で、指導者はいませんでした。
初心者の私は、卒業間際の先輩から半年間ほど教わった基本を頼りに、昼夜を問わず音楽室に入り浸り、ただがむしゃらに練習していました。

社会人になってから購入したこのトランペットですが、学生時代とは違って自由に練習できる場所も時間も少なく、独学での上達にも限界を感じて自然と楽器に触れる機会が減り、いつのまにか押入れに眠らせたままになっていました。

15年経った今、トランペットのミュート（消音器）は進化して、家の中でも迷惑をかけることなく練習することが出来ます。
そしてYouTubeには、世界的に有名な指導者や奏者が、こぞって練習や演奏のコツを教えてくれる動画を投稿してくださっています。

新しい動画を視聴する度、自分があまりに基本を知らずに練習や演奏をしていたことに驚かされます。
いやはや、良い時代になりました。
指導者と練習場所に困らなくなった今、色々な曲を練習して楽しんでいます。