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スタッフコラム

2016.04.19

いわきの久保姫さま

こんにちは、システム部門の渡辺です。

いわきに引っ越してきて10年。

もともと歴史好き(元祖歴女のつもり(^_^)v)の私ですが、東北の歴史はあまりなじみがなく、仙台の伊達正宗の周辺の事ぐらいしかわからないでいました。

特にいわき地域のことは書物も少ないようで、いわきに長く住んでいる主人に聞いてもあまり知らないと言われてしまいます。(^_^;)

そこで最近時々開催されている地域講座に、時間が合えば参加するようにしています。

内郷地区や好間地区、四倉地区の歴史講座、いわきのパワースポットの講座、磐城平城の人柱伝説についての講座など、興味をそそられる内容がたくさんあります。

全部に参加するのは難しいですが、そのうちの何件かに参加してみました。

参加した中で特に印象深かった内容は、岩城氏の娘である「久保姫」が伊達正宗のおばあさんだという事と、伊達家への嫁入りとなるまでのいきさつです。

久保姫は大変な美女という噂で、幼少の頃からえくぼがかわいらしく、えくぼ御膳と呼ばれていたそうです。

白河の結城氏に嫁ぐ婚礼行列が伊達家に襲われ、さらわれて仙台に連れて行かれ、伊達家に嫁入りすることになったという話でした。

その後久保姫は幸せに暮らし、その子供たちはそれぞれ南東北一帯における重要な人物となり、伊達家の繁栄にも大きく貢献したとの事。

知らなかったので「へぇ~(◎o◎)」と驚くと共に、こんなドラマチックな人生を歩んだ女性は、絶対大河ドラマの主人公にするべき!と思いました。

(どなたか脚本書いて下さい!(*^_^*))

他にも、磐城平城の周辺を説明を受けながら歩く課外講座があったりと、普段歩いたことのない丹後沢の周辺を探索して、とても勉強になりました。

平城は、伊達の脅威に備える為に東北方面に固い守りが築かれていましたが、皮肉な事に戊辰戦争の時は南西方面から攻められてしまったとの事。

丹後沢の人柱伝説が史実なのかという問いにも、埋め立て工事に際しての当時の状況がわかり、考えさせられる内容でした。

磐城平城の本丸跡地では色々なイベントを行っているので、また足を運びたいと思います。

今年の10月1日には復元プロジェクトとして、一夜城が出現するそうですので、とても楽しみにしています。

最近は特に地域の良さを見直そうということで、地元の歴史にもスポットが当てられているように感じます。

これからもいわきの歴史を学ぶことができるイベント等に積極的に参加して、「いわき通(ツウ)」になりたいと思います!