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賃貸・不動産関連ミニ知識
2023.10.05
いわき市賃貸アパート・マンションの大規模修繕は計画的に(外壁塗装、シーリング、タイル改修、屋上防水、鉄部塗装、共用廊下床防水)
PM事業部
課長
関場 淳介
せきば じゅんすけ

趣味は子供と遊ぶこと、特技食べることです。
不動産の事は何でも、お気軽にお問い合わせください。
こんにちは。
福島県いわき市にある不動産会社
株式会社いわき土地建物:PM事業部の関場淳介です。
賃貸アパート・マンションの安全性や資産価値の維持のために必要な大規模修繕。
今回のミニ知識は大規模修繕の必要性や内容、周期の目安、メリットについてご紹介いたします。
■大規模修繕の必要性について
国土交通省のオーナーに対する意識調査によると「計画的・定期的に修繕を実施している割合」は、わずか2割程度となっています。
実施しない理由は「資金的余裕がない」「必要性が理解できない」などとなっており、修繕を実施しないオーナーが多いのが現状です。
修繕を怠り入居者に被害が出た場合、オーナーは「損害賠償の責務」を負う可能性があります。
また最悪の場合、入居者の命にも関わります。
"何か起きる前に"大規模修繕を実施することが大切です。
■主な修繕箇所と周期の目安
外壁塗装 (8~12年程)
シーリング (5~7年程)
タイル改修 (10~12年程)
屋上防水 (8~15年程)
鉄部塗装 (2~3年程)
共用廊下床防水 (8~12年程)
■大規模修繕のメリットとは?
① 建物の耐久性の維持
② 入居者の安全確保
③ 入居率の向上
④ 家賃水準の維持
計画的に大規模修繕を実施することで、建物の耐久性の維持や入居者の安全確保だけでなく、入居率の向上や家賃水準の維持など、物件の資産価値の下落防止にもつながります。
■施工事例(外壁塗装)
経年劣化が目立ち始め、雨漏りが発生。
それをきっかけに防水工事と外壁塗装を実施。
その後、入居率が向上し、空室対策にも役立つ結果となりました。
before
↓
after
大規模修繕は時間や費用がかかりますが、入居者を守ると同時に「資産価値」や「入居率」にも関係してくる不可欠な工事です。
どのような建物でも、経年劣化から逃れることはできません。長期修繕計画を立てて早めに対処していくことが、入居者や建物だけでなくオーナーにとっても一番メリットがあるといえるでしょう。
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