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新生活応援ブログ

2023.07.21

賃貸住宅(賃貸アパート・賃貸一戸建て)でインターネット設備を利用する場合の心得。(入居者無料インターネット設備もご案内します)

システム部

課長

酒井 浩康

さかい ひろやす

皆さんこんにちは、いわき土地建物システム部門の酒井と申します。
ご入居いただいたお部屋では、お客様の多くが、スマートフォンやパソコン、タブレットなどでインターネットを利用されます。
私は入社して20年近くになりますが、業務がら賃貸住宅でのインターネット利用に関して、お客様から様々なご相談を受ける機会がございました。
そこで本日は、いわき市の賃貸住宅で初めてインターネットを使用する場合の注意点をお伝えしたいと思います。

インターネット設備の種類と内容を確認しましょう

賃貸住宅でインターネットを使用したい場合、先ずは物件にどの様なインターネット設備が提供されているか確認しましょう。
基本的にはお客様自身でご用意いただくことになりますが、中には、入居者が無料で利用できるインターネット設備を、オーナー様が提供している場合があります。
毎月のインターネット利用料にして、月々数千円がお得になりますので、お部屋探しの絶対条件として、指定されるお客様も多い設備となっています。
では次に、基本的なインターネット回線の種類について、ご説明していきます。

インターネット回線の種類を確認しましょう

インターネット回線には、以下のようにいくつかの種類があり、それぞれに特徴を持っています。
先ずは、ご入居を検討中のアパート、一戸建で、どの回線が使用可能か確認してみましょう。

  • 光回線
    光回線は、光ファイバーケーブルを利用したインターネット通信です。
    1980年代に登場して以降、急速に普及していき、現在では最も一般的な回線種類になりました。
    有名な商品名だと、フレッツ光、ソフトバンク光、ドコモ光、auひかり、などでしょうか。
    光回線を利用するためには、NTTやKDDIなどの回線事業者とあわせて、ISP(インターネットサービスプロバイダー)と呼ばれる、サービス提供事業者とも契約を交わす必要があります。
    ISPの有名どころだと、nifty、ぷらら、BIGLOBE、OCN、So-net、あたりでしょうか、一度は目にしたり聞いたことがあると思います。
    光回線を利用するためには、回線を引く工事が必要な点にも注意しておきましょう。
    賃貸物件の場合には、事前に管理会社や貸主(オーナー)様の許可が必要になります。
    また、その工事にも別途費用が発生しますので、こちらについても、提供各社に確認しておきましょう。
    退去時にも立ち合いでの撤去工事が必要な場合があります、アパートを退去をすることが決まったら、なるべく早めにインターネットの解約、もしくはお引越しの手続きを行うようにしましょう。

  • ADLS回線
    ADSL回線は、電話回線を利用したインターネット回線です。
    既存の電話回線を利用するため、特別な工事をしなくても、簡単に導入できました。
    2000年代の初頭までは、主要な回線のひとつとして活躍しましたが、個人家庭でのインターネットの普及により、光回線に取って代わられ、2024年3月末のサービス終了が決まっていて、すでにADSL回線の新規申込みは終了しているそうです。
    私が入社して間もなく(17年ぐらい前?)、業務として賃貸住宅への光インターネット設備の普及に携わるようになりましたが、いわき市のNTT基地局からとても近いアパートでは、当時はまだ発展途上だった光回線と比較して同等か、時にはそれ以上の通信速度を出すアパートもありました。
    その逆で、基地局から少し離れた物件では、半分以下の通信速度で、(同じ料金を払っているのに)我慢して使っている人が沢山いらっしゃいました。
    ベストエフォートサービス("常に一定の品質を保証しているわけではないですが、最善のサービスを提供できるよう可能な限り努力しますよ"の意)なんて言葉の意味を覚えたのも、この時期です。
    2000年代初頭は、インターネット上で出来る事がどんどん増えいって、1日にご家庭で使用するインターネット通信量が膨れ上がり始めた時代で、様々な事業者、数多の代理店が、光インターネット設備を普及させようと、やっきになっていました。

  • ケーブルテレビ回線(CATV)
    ケーブルテレビの回線を利用したインターネット回線です。
    その名の通りテレビ放送サービスで使用されますが、インターネット通信での利用も可能です。
    テレビ放送サービスとあわせてインターネットの通信サービスに加入すると、セットで割引を受けられる場合もあります。
    私が関西の大学にいた時分には、友人宅でケーブルテレビ回線を使用していたアパートがありましたが、私がこれまでに携わった、いわき市の物件では見たことがありません。
    どちらにせよ、光回線ほどの通信速度は見込めないので、「光回線の工事ができない」「後述のモバイル回線が、電波受信できない地域」などの場合に、検討材料になる(こともあるのかな)と思います。

  • モバイル回線(BWA)
    モバイル回線は、無線で接続するインターネット回線です。
    光回線と比較すると通信速度は劣りますが、ポケット型Wi-Fiルーターは、外出先に持ち運べる点は大きなメリットです。
    最近、テレビCMなどで、家で電源につなぐたけのホームルーター型も普及し始めていますね。
    工事の必要がなく、最短で利用可能になるのもメリットのひとつです。
    そもそも光回線の新設や、回線の引越しは、申込から工事まで、シーズンだと1ヶ月待つこともあります。
    急なお引越しや、お子様の進学・一人暮らしなど、準備時間の短いバタバタした状態で、でもすぐに(仕事や授業で)インターネットを使用できないと困る方にも重宝されます。

入居者無料や定額のインターネットサービスが建物に設置済みの場合

  • 光ケーブルが各入居者様宅まで配線されているタイプ。
    NTTの全戸加入プランなどに代表される、集合住宅向けの設備です。
    光ケーブルが各世帯に直接配線されていますから、通信速度としては一番ポテンシャルがありますが、入居者無料の範囲で使用できるプロバイダーだと、通信速度の上限が低い場合があります。
    その場合は、別のプロバイダーを入居者の自己負担でオプションで申し込みます。
    それ以外にも、ルーター送料などの一部料金が別途、入居者負担となったりする場合もあります。
    これら仕様の確認の他、事前に利用手続きが必要になりますので、入居前に管理会社によく確認しましょう。

  • 共有部にネットワーク機器を設置し、配管を利用してLANケーブルで各入居者様宅まで配線されているタイプ。
    集合住宅向けの設備として、様々な会社が提供しているのがこの方式です。
    バリエーションが豊富で、接続方法や回線環境、オプションサービスは提供会社によって様々です。
    多くの場合、入居したその日から使用できる状態になっている、手軽さがあります。
    先ず確認すべき点としては、無線(Wi-Fi)機器の有無についてです。
    宅内に設置済みとなっている場合と、入居者様に自前でご用意いただく場合がありますので、必ず確認しましょう。
    無線機器が設置されている場合は、機器が壁内に埋め込まれていて有線でも無線でも使用できる「埋込型」と、家庭用と同じく、室内のLANケーブル差込ジャックから市販の無線ルーターが設置されている「外付型」があります。
    使用方法については、管理会社、仲介会社に依頼して、接続マニュアルを見せてもらうのも良いと思います。
    次に確認すべき点は、使い方がわからない、急に使えなくなった時などに助けてくれるサポートダイヤル(会社)の存在です。
    24時間365日対応のもの、平日のみ対応、時間外録音対応など、提供サービスによって対応時間や方法が異なりますので、こちらも
    必ずマニュアルなどを確認しましょう。

  • 共有部に無線機器が設置されていて、そこから無線でつなぐタイプ。
    無線が利用可能ですが、多くの場合、無線機器が外壁等の共有部にあるため、接続方法が無線に限定されます。
    宅内工事が不要というメリットはありますが、
    共有部から外壁を通して通信しますから、障害物がある分、当然、回線速度は直接室内に引き込まれるタイプよりも遅くなります。
    また、利用方法に通常と異なる制限があったり、利用手続きが必要になる場合が多いので、入居前に管理会社に確認しましょう。

個人負担で申込・契約をする場合

  • 〇〇光マンションタイプ導入物件。
    NTTやauなどが集合住宅向けに提供しています。
    後述のホームタイプよりも、月額費用がお得になる場合が多いですが、全ての集合住宅で利用できるわけではありません。
    利用に際しては、提供各社にご相談ください。
    インターネットで郵便番号、住所、アパート名などで調べることもできます。
    接続工事に関しては、管理会社、貸主の事前許可を求められる場合があります。

  • モバイルWiFi、据置型WiFiルーター(ホームルーター)など。
    ドコモやソフトバンク等で提供しているサービスです。
    工事不要で使用可能です、利用については提供各社ご相談ください。

  • ホームタイプの光回線。
    戸建住宅や、集合住宅でもマンションタイプなどの提供が出来ない場合に利用されます。
    地域や建物構造によっても、提供内容が変化しますので、提供各社ご相談ください。
    接続工事に関しては、管理会社、貸主の事前許可を求められます。

インターネット料金の仕組み

もし、個人負担でインターネットサービスを申し込む場合、やっぱり一番気になるのは料金ですよね。
インターネットの料金が発生する3つのタイミングがあります。

  • 初期費用
    インターネットを契約する際に発生する料金で、初期費用としては工事費・契約料・登録料などです。
    毎月の月額費用に加算されて分割請求される場合があるのですが、実際のインターネット料金の内訳がわかりづらくなってしまうので、申込時によく確認しましょう。
    回線事業者やプロバイダによっては初期費用無料キャンペーンを実施している場合もあり、初期費用がかからないこともあります。

  • 月額費用
    月額料金として発生するものは、プロバイダ使用料・回線使用料・機器のレンタル料金・オプション料金などです。
    プロバイダと回線事業者が一体となったサービスもあります。
    回線の契約後にプロバイダとの契約が必要となる場合には、それぞれに使用料が発生する点に注意しましょう。
    光回線終端装置はレンタルする場合が多く、機器レンタル料金として毎月料金が発生します。

  • 契約解除料
    一般的に、途中解約すると契約解除料が発生します。
    初期工事費を分割払いしている場合などは、解約した時点で未払いの残額を請求されたりします。
    解除料の額は、事業者や契約したプランによって大きく異なりますので、事前に確認しておきましょう。

自分に必要なインターネット環境を考えましょう

前述しましたが、回線とプロバイダがセットでお得になったり、ご利用中のスマートフォンとセットにするとお得になったり、格安料金や通信速度の品質を売りにしているプロバイダーなどもあります。
入居する建物やその地域、入居者様の用途、予算によって選択肢は様々ですが、特に自分が月にどれだけの時間、どんな用途で、何台(何人)でインターネットを利用するのか。
自分に必要なインターネット環境を考えることも、大切な検討材料になります。
もし、月額費用が「高い」と感じたら、「ここまでのサービスが本当に自分に必要かな?そんなに毎日使う?」と、一度立ち止まって考えてみましょう。
逆に、「安さ」に考えなしに飛びつくのも良くありません。
安いプランで契約したは良いけれど、通信速度や使用制限などでストレスをためてしまったり、使用量に合わせて料金がステップアップしていくプランで、結局、合計負担額が高くなってしまう場合もあります。
そのあたりは、利用している携帯電話会社に相談してみたり、ご自身でネット検索して自分に一番あったプランを色々見て情報収集するのも良いと思います。
もし、希望される場合には、当社の提携する代理店からのご案内も可能ですので、担当者にお声がけください。

許可のない突然の訪問営業や営業電話にご注意ください

許可した覚えなく、突然、光回線の営業訪問や電話営業を受けたりした際には、ご注意ください。
昔は、首都圏からいわき市に来た営業員が、許可なく夜の9時過ぎまで訪問営業や電話を
繰り返すなど、今ではありえない様な話もありました。
電話の場合だと、大手通信会社の名前だけ名乗って(実際には代理店で別の会社)信用させ、実際に申込書・契約書が届いたら、聞いたこともないような会社からのものだった。といった相談もありました。
困った入居者様から相談を受け、問題の会社の連絡先を伺って何度も電話しましたが、留守電になるばかりでつながらず、折り返しも無いことがほとんどでした。
最近ではそういった話は聞きませんが、突然の訪問や電話に、自分の心構えや予備知識が無い状態で、相手の話だけを聞いて「もしかしてお得なのかな?」と安易に契約するのはやめた方が良いです。
前述の通り、なにより自分にあったインターネット契約を選ぶことが大切ですので、イニシアティブは常に自分が持っているようにしましょう。
予定になく、分からないものは契約しない。
必要な時に、自分が選んだ、信用できる人、お店に相談するようにしましょう。

インターネット無料物件特集

最後に、当社で入居者募集中のインターネット無料物件を以下にご紹介いたします。
インターネット利用には、月々数千円の費用負担が生じます。
それが無料になるだけでも、結構お得感が大きいですよね。
前述の通り、ひとくくりに入居者無料といっても、様々なタイプがございますので、どの物件にどんなサービスが提供されているのか、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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