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株式会社いわき土地建物、PM事業部の関場です。
近年、自然災害の影響がますます大きくなっている中、特に夏場の雷雨は注意が必要です。
いわき市でも、山や海に囲まれた地形のため、特に7~8月には頻繁に雷が鳴り響きます。
雷の威力は想像以上で、1億ボルトを超えるエネルギーが瞬時に放出されることがあります。
このような状況において、賃貸物件を運営されているオーナー様にとって、落雷による被害から自身の財産や入居者様を守ることは非常に重要です。
落雷被害のリスクとその影響
落雷による被害は、直接的なものと間接的なものがあります。
雷が落ちた地点から半径2キロ以内では、何らかの影響が及ぶ可能性があり、特に「雷サージ」と呼ばれる瞬間的な電流・電圧の変化は、電化製品に深刻な影響を及ぼします。
たとえ雷が直接落ちなくても、周囲で発生した雷サージが電線やアンテナを通じて屋内に侵入し、電化製品が故障することがあるのです。
また、雷が電柱や送電線に落ちることで、停電が発生することもあります。
停電からの復旧時に過剰な電流や電圧が流れ込み、パソコンや周辺機器が故障する可能性があるため、停電中は電源を抜くことを強くおすすめします。
特に、大切なデータを保存しているパソコンは、万が一に備えて定期的にバックアップを取ることが重要です。
保険加入の必要性
賃貸物件を運営するオーナー様にとって、保険は不可欠な備えです。
建物の火災保険に加入することで、落雷による補償は必ずセットされます。
家財保険の加入は、オーナー様から入居者様へ加入を案内することをおすすめしています。
家財の種類や量は入居者様それぞれによって違うと思われますが、注意が必要なのは電化製品が故障した場合のパソコン内部のデータや写真などです。
これらは通常、保険適用外となるため、定期的にバックアップを行うことが肝心です。
例えば、いわき市で賃貸経営を行うオーナー様は、特に地域の特性を考慮し、雷被害に対する適切な保険を選ぶことが大切です。
自然災害はいつ発生するかわからないため、事前にしっかりと備えておくことで、安心して賃貸経営を行うことができます。
具体的な対策と保険の活用
1. 避雷針の設置
賃貸物件に避雷針を設置することは、直接的な落雷から建物を守るための効果的な手段です。
避雷針は雷が落ちた際に、その電流を地面に逃がす役割を果たします。
ただし、避雷針だけでは雷サージを防ぐことはできないため、他の対策と併せて行う必要があります。
2. サージプロテクターの導入
雷サージから電化製品を守るためには、サージプロテクターを使用することをおすすめします。
これにより、過剰な電圧から家電製品を保護し、故障を防ぐことができます。
3. 定期的な設備点検
電気設備や配線の定期的な点検を行うことで、潜在的なリスクを未然に防ぐことが可能です。
専門業者に依頼して、しっかりと点検してもらいましょう。
4. 保険の見直し
保険内容を定期的に見直し、自身の物件に最適な保険に加入しているか確認することも重要です。
保険の内容が変更されることもあるため、常に最新の情報を把握しておくことが必要です。
まとめ
「備えあれば憂いなし」という言葉は、特に自然災害が多発する昨今、ますます重要性を増しています。
賃貸経営を行うオーナー様や、これから賃貸経営を検討されている方にとって、落雷被害への対策と保険加入は、安心して運営を続けるための大切なステップです。
いわき市で賃貸経営を行う際は、地域特性を考慮し、事前に万全の対策を講じてください。
必要に応じて専門家のアドバイスを受けることも、安心感を得るための有効な手段です。備えあれば憂いなし。
しっかりとした準備を行い、大切な資産を守りましょう。
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