国土交通省は9月17日、2024年7月1日時点の基準地価を公表しました。
全国では
全国の全用途平均は3年連続で上昇しましたが、上昇率は前年より縮小しました。
住宅地の全国平均は前年比0.9%上昇(前年比プラス0.2)、商業地が前年比2.4%上昇(前年比プラス0.9)しました。
円安による訪日客の増加や海外投資家のマネー流入が影響しました。
国土交通省地価調査課地価公示室は、依然として地域や用途の差は大きいものの全体として上昇基調が強まっているとの認識を示しています。
福島県は
福島県の地価は林地を除く全用途平均変動率は0.1%減と昨年より縮小率は縮まりましたが、5年連続で下落となりました。
県内13市の全用途平均変動率がプラスだったのは、福島・郡山・いわき・須賀川・本宮の5市で、喜多方など8市はマイナスとなりました。
いわき市は
また、いわき市の平均変動率は、住宅地で0.4%減(前年比プラス0.2)で5年連続で下落、商業地では2.8%上昇(前年比プラス0.4)で12年連続の上昇となりました。
住宅地においては、記録的豪雨による浸水被害が大きかった内郷白水町入山42の5がマイナス7.5%で県内下落率1位となりました。
一方、商業地は、JRいわき駅前の再開発が進んでいることなどが好材料となりました。
いわき市の最高価格は、住宅地で平字作町三丁目1の16が1㎡あたり81,900円(前年比600円増)、商業地は平字小太郎町2の6が1㎡あたり113,000円(前年比5,000円増)となっています。
ちなみに、全国の最高価格地は19年連続で東京都中央区の明治屋銀座ビルとなり、1㎡あたり4,210万円でした。
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