マンション修繕積立金の増額検討
国土交通省は今後のマンション標準管理規約の見直しについて検討を重ねています。
2024年2月27日の検討会において、マンション修繕積立金について増額幅は最大でも当初の額の約1.8倍までとする基準を設ける方針を固めました。
マンション修繕積立金の増額の背景
背景には積立金不足に陥るマンションが増えていることがあります。
多くのマンションでは、新築時の積立額を低く設定し、段階的に増額する方式を取っています。
修繕積立金の増額には管理組合の総会での決議が必要であり、増額幅が大きいと合意が難しく修繕積立金が不足するケースが多くみられます。
国土交通省の調査によると、当初の額から最終的な増額幅は約3.6倍、10倍を超えた例もあります。
また、長期修繕計画の予定額に対して積立金が不足しているマンションの割合は、2018年の調査で約34.8%となっています。
まとめ
一般的なマンションは築年数経過に伴い大規模修繕を行います。
資金不足で修繕工事を延期せざるを得ないケースもあるなど、適正な管理を求めています。
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