こんにちは!いわき土地建物PM事業部課長の関場です。
先日は、第92回賃貸住宅セミナーに沢山のご来場を賜りまして、誠にありがとうございました。
今日は、セミナー内でも解説させていただきました、国土交通省が提供する「不動産情報ライブラリ」の活用方法について、改めてお話させていただきます。
このサイトを上手に使うことで、物件の価値を高め、空室リスクを減らすことができるかもしれません。
1. 不動産取引価格情報の活用
地域の不動産市場の動向を把握
不動産情報ライブラリには、過去の不動産取引価格情報が掲載されています。
これらのデータを活用することで、いわき市内の不動産市場の動向や人気エリアを把握できます。
市場のトレンドを理解することで、より効果的な管理戦略を立てることができます。
2. 地価公示情報の確認
土地の価値を理解する
地価公示情報は、その地域の土地の価値を示しています。
高地価エリアでは、物件の価値も高いと見なされます。
この情報を基に、物件の資産価値を確認し、適切な管理方針を決定することができます。
3. 防災情報の提供
安全性をアピール
お持ちの物件が防災上安全なエリアにある場合、その情報を賃借人にアピールすることができます。
特に家族連れの借主には、安全性が重要なポイントとなります。
これにより、物件の魅力を高めることができます。
4. 用途地域の把握
都市計情報から用途地域を確認する
所持している不動産が都市計画法上の用途地域に指定されている場合は、建築できる建物に制限が加わることがあります。
土地が属している用途地域は、土地を有効活用したり、売却をしたりするときにも影響を与えますので、しっかりと押さえておきましょう。
5. 周辺施設情報の提供
生活利便性を重視した物件管理
いわき市は、学校、病院、スーパー、公園などの施設が充実しています。
これらの利便性を賃借人にアピールすることで、物件の魅力を高めることができます。
特にファミリー層には大きな魅力となります。
6. 将来推計人口500mメッシュの活用
将来の人口動態を予測する
不動産情報ライブラリの「将来推計人口500mメッシュ」機能を活用することで、いわき市の周辺地域における将来の人口動態を詳細に予測できます。
500メートル四方の単位で将来の人口推移を把握できるため、地域の成長性や将来的な賃貸需要を見極めるのに非常に有用です。
この情報を基に、将来的な物件の価値向上策や投資計画を立てることができます。
まとめ
不動産情報ライブラリを活用することで、より正確で信頼性の高い資産管理が可能になります。
これにより、空室リスクを減らし、物件の価値を維持することができます。
お持ちの物件の管理にお悩みの際は、ぜひこのツールを活用してみてください。
今後とも、資産管理業務をサポートしてまいりますので、不動産の事で何かご不明な点やご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。