第5回≫「DCF法」とは①

前回、「収益還元法」のひとつとして「DCF法」に少し触れましたが、DCF法というのは現金の時間価値を考慮し、将来キャッシュフローを現在価値に割り引いたものをいいます。
DCFの略は何かというと、Discounted(割引く) Cash(現金) Flow(流れ) = ディスカウントキャシュフロー(現金の流れを割引く)ということになります。
現金の流れを割引く?
何の事かわかりませんよね・・・。
日本では「割引キャッシュフロー法」などと呼ばれることもあります。

Q.突然ですが質問です。
100万円プレゼントしてくれる友人がいたとして、「たった今もらう」のと「1年後にもらう」のとでは、どちらが得だと思いますか?
A.正解は「たった今もらう」です。
それは、今から100万円を運用することで、1年後には100万円以上が手元に残っているからです。
逆に1年後にもらう場合は、手元にのあるのは100万円。
最悪の場合、1年後には友人の事情が変わって、満額もらえないというリスクまで発生します。
この様に、お金には時間的な価値の違いが発生するんです。

賃貸収入に関しても同じことが言えます。
今年の賃料収入100万円と、10年後の賃料収入100万円とでは価値に違いが生じている事になります。
投資の際には、この事を常に考慮し、将来の収益を現在価値に合わせて割引かなければなりません。
この作業のことを「現金の流れを割引く」(DCF法)といいます。
≪不動産投資アドバイザー 満山ひろみ≫
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